休職している「あなた」、その方の復職を願う職場の「あなた」、
そして、医師、リワークセンターのスタッフ、一人ひとりが独りにならず、
復職・再休職防止という目標に向かって手を携えチームとなること
それが『あなたを独りにしないネットワーク』です。
専門医師の診療、リワークセンターの復職プログラムの実施、
そしてこのネットワークが連携して、
ストレスに対するより多く対処法を身につけたご本人、職場の適切なサポートにより
長く健康で働ける状態を生むことを目指します。
ご本人とご家族、職場のみなさん、医師、リワークセンタースタッフが情報やイメージを共有しながら支援し共に再休職予防に向かう、これが徳重北リワークセンターの考え方です。
そして、リワークの中でご本人が自分と向き合うことで、復職後のイメージが形づくられて行き、職場ではこのイメージを共有し、復職後の働き方とそのサポートの方法を見出して行きます。
徳重北リワークセンターの私たちは、職場のみなさんとご本人の理解がより深まりwin-winの関係になることを目指したいと思います。
リワークからの視点
① ご本人が自身を適切に捉えられる
② 職場において自身の状況を発信し、必要なサポートを得られる
このように、私たちはご本人が自ら行動を起こす為の支援を大事にしています。
一方、会社(職場)側からの視点では、
① 本人の現在の状況はどのようなものか分からない
② 本人に対し復職後にどういうサポートをして行けば良いか分からない
などの不安が多いのではないかと思います。
徳重北リワークセンターは「あなたを独りにしない」をコンセプトに
ご本人、会社(職場)、医師、そして徳重北リワークセンターが
つながるネットワークを結び、
「今」の状況のネットワーク間の共有を切れ目なく継続的に行うことで
再休職予防を実現したいと考えます。
ご本人がリワークプログラムで
ストレスへの対処法をより多く身につけ
職場のサポートもより多くなるほど
健康で長く働ける状態を
維持できるようになります
リワークセンター通所開始時
●仕事状況に関するアンケートの記入
企業側の客観的な視点をリハビリに活かすための情報聴取
リハビリ後期
●利用報告書の作成
休職に至った経緯とリワークでの取組、復職後の自身の工夫と、希望する配慮事項を記載
●会社合同面談の実施
疾患に対しての理解を深める為の教育的な情報提供
リワークで見えてきた御本人の特性と働きやすさに繋がる対応例の共有
随時
●主治医を介した情報共有
他医療機関の主治医とも、リワーク利用状況や取組状況の報告書(月1回程度)にて直近の状況を共有させて頂いております。そのため、会社(職場)の方が、主治医の先生のお話を伺いたい場合にも、リワークセンターでの直近の状況も踏まえたお話がしやすくなります。
対象●2018.6.27〜2022.10.18まで通所開始し142名(卒業または終了)の利用者の内
不調によりリワークを中断された方を除く131名
補足●就労1年及び2年の継続率は標準利用期間の内に規定のプログラムを全て修了し卒業され転帰を確認できた静心会の利用者を対象
備考●経過良好で終診となりその後の転帰が不明な方はデータに含めず
徳重北 クリニック052-879-3310
リワークセンター052-879-3380